第九章 気についての考察 311
第一節 気の発生 314
1.気の語源 315
2.説文解字の氣 316
余談1(柴崎保三氏・家本誠一氏の気解釈) 317
3.荘子思想からの気 319
1)荘子人間世篇の気 319
2)道家の気 319
(1)養神 321
(2)養形 321
第二節 気の分類整理 322
1.荘子の気の分類 322
2.思想別から見た気の分類 324
1)気は一つか 324
余談2(気の世界から脱落していく気) 326
2)儒教の気 327
(1)論語の中の気 327
(2)孟子の気 329
(3)儒教の気の解釈 330
蛇足 儒教とは 331
3)道教の気 332
余談3 (推論外丹法に何故「丹砂」が重要視されたか) 334
①不老長寿の薬、仙薬 334
②仙薬の主原料は水銀 335
③硫化水銀の毒性 336
4)仏教の気 337
5)武術の気 338
6)気功の気 340
(1)気功の歴史 340
①気功は劉貴珍(りゅうきちん)の著書から 341
②気功は医学へ 342
(2)気功の種類 342
①軟気功 343
②硬気功 343
(3)軟気功の種類 344
①内気功 344
②外気功 344
(4)気功の気 345
余談4(気功の流派) 347
蛇足 道教は病人を治療しないのか 348
余談5(道教は気を放出していた?) 350
蛇足の蛇足 白川静 気の原義 352
7)医学の気 353
(1)内経医学の気の分類 353
(2)内経医学の気のめぐりと病 354
①正常な人の気のめぐり方 354
②道教の気のめぐり方とは違う 355
③気のめぐりの速度 357
④循経感伝現象と気の速度 357
⑤一般の人の思う気の速度は 358
余談6(現代中医学での気の作用) 358
(3)内経医学の気の作用 360
①循環作用 360
②体表防衛の気 362
③気の感じ方 362
余談7(気についての補足説明) 363
④気とは微細な変化 364
余談8(気についての補足説明2) 365
⑤鍼灸治療においての気 366
8)一般の人が思う気 367
3.気の本質を考える 369
1)中国古代医学での気 369
(1)気―物質説 370
余談9(現代中国が気物質論にこだわる訳) 371
(2)気―エネルギー説 372
(3)気―情報説 373
余談10(レーニンの物質論) 374
2)その他の気の本質 375
4.気についての考察のまとめ 376